NANO-NP1

最近心の琴線に触れたオーディオ機器として、SONY の「NAP-S1」を取り上げましたが、実はもう一台気になるオーディオ機器があります。

それは何かというと、Olasonic の NANOCOMPO シリーズのひとつ、「NANO-NP1」です。


メーカーの(株)東和電子では、「世界最小のネットワークオーディオプレーヤー」を謳っていますが、アナログ出力が無いので、「世界最小のネットワークオーディオトランスポート」の方が内容に合っている気がします。

何が気に入ったって、その大きさ(小ささ)と構造。
CD 3枚分の大きさで、「アルミダイキャスト製シームレス構造による高剛性シャーシーを採用」

とかく本格的なオーディオ機器は場所を取って、家人の不興を買うものですが、この大きさなら、シリーズのセパレートアンプ、CD トランスポートと2段2列で並べても、リビングに「さり気なく」置くことができそうです。

そして、アルミのシャーシ。普通この価格帯だと、ペナペナのアルミ板とプラスティックでできた筐体が普通なのですが、写真で見ても(というより、辺境に住んでいるので実物を見る機会がない)しっかり感が伝わってきます。

インシュレーターというか、「足」がちょっと弱い感じもしますが、大きさからして許容範囲でしょう。

音質も聴いた訳じゃないですが、「純粋なデジタル機器」なので、余程ヘタな設計でもしない限り、一定のレベルは間違いなく確保出来ているハズです。

ド素人の推測ですが、ソフトも「MPD類似」のものが使われているのではないでしょうか。

もしそうなら、この手のコンポとしては十分な音質です。

実際、オーディオ各誌の賞も受賞しているみたいだし、実力は十分でしょう。あくまでもリビングオーディオのシステムなのですから。

あ〜、もし今自分がオーディオのセカンドシステムを買わないといけないなら、このシリーズをフルセットで速攻買うのに。

実際は、セカンドどころか、フォースシステムまで持ってて、「壊れるまで買い換えは絶対しない (PC オーディオ除く)と心に決めているのですが。金もないし。←何度も書くな

なにはともあれ、こんな魅了的なシリーズが世に出たことで、廃れきったオーディオが、チロッとでも息を吹き返してくれれば、オーディオファンとして嬉しい限りです。

皆さん良いものありますよ!

このブログの人気の投稿

日本のオーディオメーカー一覧

「ミュージック」アプリでアルバムアートが削除できない

Raspbian Stertch Lite に MPD と upmpdcli をインストールして OpenHome のレンダラーを作る

増え続ける iTunes のコンピレーションを減らす(Windows)

電力会社と音質