apu1c の BIOS アップデート

apu1c の BIOS をアップデートする方法は、ヤマモト・ツール・ワークスさんのこのページで説明されています。

また、最新の BIOS はこちらで入手できます。

はいおしまい。と、行きたいところですが、apu1c をスタンドアロンで操作するためには PC と「シリアル接続」ってので繋がないといけないらしいんだけど、そのことの説明が無かったりするのです。ヽ( ´ ∇ ` )ノ

これでは私のような素人はちんぷんかんぷん。
なので、ネットに散らばるシリアル接続の情報を集めて、実際にやってみました。

シリアル接続は、apu1c と PC をケーブルで接続して、PC から apu1c をコントロールする方法なのですが、そこで必要になるのが、
  1. RS232C(D-sub9pin メス -- D-sub9pin メス) のクロス(リバース)ケーブル
  2. RS232C(D-sub9pin オス) と USB(Type A オス) の変換ケーブル(USB シリアルケーブル)
です。 私は以下の製品を購入しました。

  1. サンワサプライ RS-232Cケーブル クロス 1.5.0m KRS-403XF1K
  2. iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)0.5m ブラックスケルトン

それから、シリアル接続に対応したターミナルエミュレーターが必要です。私は Tera Term を使うことにしました。

Tera Term を PC にインストールして、RS232C クロスケーブルと USB シリアルケーブルを接続、それぞれをapu1c(電源未接続) と PC に繋げます。

すると Vista(32bit/64bit)/7(32bit/64bit)/8,8.1(32bit/64bit) では PC に標準のディバイスドライバーが自動でインストールされます。

それ以外の Win では BUFFALO のサイトからドライバーをダウンロードしてインストールする必要があります。(CD-ROMが付属するが、内容が古い)

ドライバーのインストールが完了したら、PC のディバイスマネージャーを使って、「USB Serial Port」が使っているCOMポートを調べます。

 COM3が「USB Serial Port」に使用されている

調べたら、Tera TErm を起動。
「新しい接続」から「キャンセル」をクリック。

一番下中央の「キャンセル」をクリック

「設定メニュー」から「シリアルポート」を選択。


シリアルポート設定画面が表示されるので「ポート」を先ほど調べたCOMポートの番号に変更し「ボー・レート」を115200に変更、「OK」をクリック。

ポート「COM3」を選択、ボー・レイト「115200」選択、「OK」をクリック

そして、BIOS アップデート用のインストーラーを書き込んだ USB メモリー若しくは SD カードを apu1c に挿して、apu1c の電源を入れます。
すると、ダーッとメッセージが表示されます。


ここまで表示されたら、「flashrom -w apu*****.rom」とタイプします。
「 apu*****.rom」 はUSBメモリー若しくはSDカードにコピーしたBIOSのファイルの名称です。

これでめでたく BIOS がアップデートされました(多分)。(*´ω`*)

多分というのは、ここまでやって実際には BIOS をアップデートしていないから。
その心はというと、「今の BIOS で特に不都合がない」から。
アップデートすることで不都合が生じる可能性も無くはないですから。

ま、BIOS のバージョンから「beta」が取れたらアップデートするかも知れません。

※シリアル接続については、以下のサイトを参考にしました。
 http://www.j-oosk.com/teraterm/serial/346/

このブログの人気の投稿

日本のオーディオメーカー一覧

「ミュージック」アプリでアルバムアートが削除できない

メディアサーバーの Plex, Emby, Jellyfin を試す

増え続ける iTunes のコンピレーションを減らす(Windows)

電力会社と音質